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私たちの物語

人の脳は10分間血流がないと、機能を回復できる可能性は非常に低くなってしまいます。
心停止を起こした方の命を救うためには1秒でも早く心肺蘇生(CPR)を行わなくてはいけません。
ほとんどの場合、心停止を目撃した方がただちにCPRを開始できるかが、
患者さんの命を救えるかどうかに大きく影響を与えます。
そのためには、救急医療・集中治療を専門とする医師のみではなく、医療系学生はもちろん、一般の方の間にもCPRに関する正しい理解と適切な技術を広めることが重要になります。それは一朝一夕では実現できませんが、少しでも知識と技術を広めることができるよう、
私たちは日々、様々な活動をしております。

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【参加報告】日本災害医学会

  • ctatinformation
  • 3月31日
  • 読了時間: 2分

 3/6(木)~3/8(土)にかけて、愛知県名古屋市のポートメッセなごやにて第30回日本災害医学会総会・学術集会 記念大会が開催されました。この学会で、本サークルのメンバーがポスター発表を行いました。

 本サークルの上野真幸(医学部2年)が「大規模災害時における医学生の果たせる役割と今後の展望~救急サークル活動・大規模地震時医療活動訓練 in 館山を踏まえて~」という題目でポスター発表を行いました。

 我々C-TATは、普段、アメリカ心臓協会(AHA)が認定しているBLSインストラクターの資格を有する学生が 中心となってBLS指導などを行っています。加えて、2024年度からは千葉大学災害治療学研究所の教員と協力し、災害医療に関連する活動を開始しました。その初めての活動として、2024年9月28日に千葉県館山市で実施された「大規模地震時医療活動訓練 in 館山」に参加しました。この訓練は、通信ネットワークや広域災害救急医療情報システム(EMIS)へのオフグリッド接続、千葉大学医学部付属病院と接続しての遠隔診療の実証を主な目的としており、患者搬送や診療のシミュレーションに私たちも参加しました。この訓練および日々の活動を通じて、医療系学部に所属する学生が災害時に果たせる役割について考察し、将来的に災害対応力を向上させるための課題について整理しました。

 今年からは千葉市機能別消防団 CUMSTが正式に創設されたこともあり、本サークルの災害現場での活動が期待されています。医学生が災害現場で活動した事例は全国的に多くはないので、誇りに思う反面、不安に感じ点も多くあります。本サークルの活動が、今後災害現場で活動する医学生の良い前例になると嬉しいです。



 
 
 

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